産後に美容院でカラーリング・パーマの注意点について

産後はあまり美容に気を使うことができない時期なので、オシャレが好きな人にとっては少しつらい時期でもあります。
そんな中、「美容院ぐらいは行きたい!」という女性も多いですね。
美容院に行って髪の毛をきれいにすることで、リフレッシュすることができるのでストレス解消にもつながりますよね。
ただ美容院に行ってカラーリングやパーマをかけるときにはいくつか問題点があるので気を付けてください。
カラーリングやパーマをするときの問題点について
- 薬剤が頭皮について荒れることがある
- 髪の毛が傷みやすい
- 染まりにくかったりパーマがかかりにくかったりする
薬剤が頭皮について荒れることがある
今まではカラーリング・パーマをしても特に頭皮が荒れることがなかったとしても、産後は体がデリケートになっているので、薬剤が付くと頭皮が荒れることがあります。
その結果、抜け毛の量が多くなったり、頭がかゆくなったりすることがあります。
美容師さんに薬剤が付かないように注意してもらうか、頭皮に優しい薬剤を使うようにしてもらうと多少は予防することができます。
髪の毛が傷みやすい
妊娠中は赤ちゃんに栄養をあげ、産後は母乳で赤ちゃんに栄養を上げるので、栄養不足気味になりがちです。
人は髪の毛がなくても生きていくことができるので、栄養不足だと髪の毛に栄養が渡りにくいです。
すると、髪の毛が傷みやすく、カラーリングやパーマをすると一気に髪の毛がパサパサニなってしまうこともあります。
事前にトリートメントなどでしっかりとケアをしてもらう必要があるでしょう。
染まりにくかったりパーマがかかりにくかったりする
詳しい理由ははっきりとわかっていませんが、産後にカラーリングやパーマをかけてもその効果や持続性が普段より悪くなります。(原因の一つとして女性ホルモンの乱れと考えられています。)
「せっかく高いお金を支払ったのに、こんな出来なの」とショックを受けないようにしてください。
お金がもったいないと思うのであれば、美容院ではカットだけにした方がいいですね。
このように産後に美容院に行ってカラーリングやパーマをかける場合にはいくつか問題点があります。
もしも、美容院に行くのであれば、こういったリスクを承知の上で行きましょう。
産後に美容院に行く場合の注意点
- 周囲の協力が得られるようにしておきましょう。
- 美容院では産後であることを伝えましょう。
- 母乳で赤ちゃんを育てている場合は、授乳の合間を見計らっていきましょう。
周囲の協力が得られるようにしておきましょう。
産後は赤ちゃんの世話をしなければいけないので、美容院に行っている間には周りの人に子供の面倒を見てもらう必要があります。
旦那に子供を任すことができればいいのですが、あまり育児に積極的でないと、面倒を見てくれないこともありますよね。
近所に実家があれば、預けることもできますが、遠いと子供を預けるのも大変です。
美容院に行く場合には周囲の協力が必要不可欠なので、事前に根回しをしておくといいでしょう。
美容院では産後であることを伝えましょう
問題点の方でも触れましたが、産後のお母さんの状態はデリケートなので、しっかりと美容師さんに相談したうえで、カラーやパーマをしましょう。
髪の毛の状態を見て、抜け毛が異状に多かったり、髪の毛の状態が悪かったりするとカラーやパーマは断られることもありますが、その時は素直に従いましょう。
しかし、抜け毛の状態が目立たないような髪形を提案してくれたり、どんなケアをすればいいのかのアドバイスをもらったりできますよ。
大事な体なので、無理をしないようにしてください。
母乳で赤ちゃんを育てている場合は、授乳の合間を見計らっていきましょう。
母乳で赤ちゃんを育てている場合は、数時間ごとにおっぱいをあげる必要があります。
すると、あまり長時間美容院にいることができないので、一度にカラーリングやパーマをかけることは難しいでしょう。
なので、場合によっては何回かに分けて美容院に行くことを視野に入れましょう。
何回も行くのであれば、なおのこと周囲の協力が必要なので、旦那さんとの関係性もしっかり築いたほうがいいですね。
この記事へのコメントはありません。