産後の髪質が変わる原因とは?髪質は戻るのか?

産後は様々な問題が起きやすい時期で、その中でも髪の毛にまつわる悩みを抱える人が多いです。
産後になると抜け毛が多くなりますが、それ以外にも髪質も変わりますね。
髪質の変化はくせ毛の変化、縮れ毛の変化、パサつき、ベタツキの変化など様々です。
それぞれの変化がどうなるのかは人それぞれで、髪質が「良くなった」という人もいれば「悪くなった」という人もいます。
ただ、数を見ると「髪質が良くなったという人」よりも「髪質が悪くなったという人」の方が多いですね。
それで産後に髪質が変わってしまう原因とはなんなのかというのを説明していきます。
産後に髪質が変わる原因について
くせ毛になる原因や縮れ毛になる原因などは、遺伝や髪のダメージなど様々ありますが、産後に限っての話であれば、髪質が変化する原因は2つになります。
- 女性ホルモンの乱れ
- 髪の毛のケアを怠っている
女性ホルモンの乱れについて
どの産後の不調や悩みに大きく関係しているのが、女性ホルモンの乱れです。
妊娠中は女性ホルモンが非常に多く作られ、出産時にピークを迎えます。
しかし、その後急激に女性ホルモンの量が減ります。
10か月かけて増やしていったものを数日で昔とほぼ同じ量に戻すので、その変化に体がついていくのが難しいのです。
それで女性ホルモンのエストロゲンには、髪の毛を丈夫にしたり、つやのある髪の毛にしたりする効果があります。
- 髪の毛の状態が良くなるのは、女性ホルモンの効果が持続している場合
- 髪の毛の状態が悪くなるのは、女性ホルモンの急激な減少についていけなかった場合
となります。
今まで髪の毛の状態を良くするものが分泌されていたのに、急になくなったら体がびっくりしますからね。
その変化が原因で髪の毛の状態や頭皮の状態が悪化するという風に考えられています。
髪の毛のケアを怠っている
女性ホルモンによる影響のほかにも、髪の毛のケアを怠っていると髪質が変化することがあります。
妊娠中や産後というのは子供中心の生活になりやすく、きちんとしたケアができないことがよくあります。
妊娠中であれば、女性ホルモンが通常の何倍もの量が出ているのでケアを怠っていても美しさを保つことができるので、問題が目に見える形になりにくいです。
しかし、産後になると女性ホルモンの量が戻るので、ケアを怠っていたツケが症状として現れるのです。
例えば、頭皮の毛穴に汚れが溜まっていると、その汚れが邪魔をして髪の毛がまっすぐに生えてこないことがあります。
汚れの合間を通って生えてくるので、髪の形がゆがんでしまい、くせ毛や縮れ毛になるのです。
妊娠中は女性ホルモンのエストロゲンのおかげで、まっすぐな状態を保てますが、産後だと女性ホルモンが減るとそのくせ毛の症状が現れてしまうということのです。
このように頭皮のケアを怠っていると、妊娠中は問題なくても、産後に髪質に変化が出ることがあります。
まとめ
産後に髪質が変化するのは
- 女性ホルモンの乱れ
- 髪の毛のケアを怠っている
ことが原因です。
女性ホルモンの乱れについては、出産をするのであればしょうがないことなので、どうしようもすることができません。
時間が経てば女性ホルモンの乱れは収まってくるので、それを待つしかないですね。
しかし、髪の毛のケアについては、今からでも対策をすることができます。
早めに対策をとれば、その分髪質の変化の改善も早まるので、今からでも対策をとるようにしましょう。
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