産後の髪の毛のべたつき・脂の発生の原因と対策について

産後は何かと体に異常が起きやすく、髪の毛がベタベタになるほど皮脂が分泌されるなんて言うこともあります。
「いつもと同じようにケアをしているのにどうしてこんなことになるの」と悩んでしまう産後のお母さんは多いです。
髪の毛がべたつく原因は様々ありますが、産後の場合は特有の原因があります。
産後に髪の毛がべたつく原因とは
妊娠中は子供を産むために、どんどん女性ホルモンが作られます。
出産時に女性ホルモンの量がピークになるのですが、その量は通常の何倍もの量が分泌されています。
出産が終わると、その女性ホルモンは数日で妊娠前と同じくらいの量に戻ってしまいます
つまり、10か月ほどかけて増えた女性ホルモンが数日で激減するというわけです。
これほどまでに急激な変化には体はついていけず、非常にデリケートな体になってしまうのです。
すると、頭皮でも問題が起こります。
頭皮での問題というと「皮脂の過剰分泌」や「頭皮の乾燥」などがありますね。
「頭皮の乾燥は髪のべたつきに関係ないんじゃないの」と思うかもしれませんが、実は大いに関係しています。
というのも、
皮脂は頭皮を守るために必要なものなので、乾燥すると自然と補充されます。
その時に適度に補充されるのであればいいのですが、過剰に反応していつもより多く皮脂を分泌することがあるのです。
特に産後のデリケートな時期だと、こういった問題が起こりやすくなりますね。
女性ホルモンの乱れは抑えることができないので、これについてはどうしようもありません。
ただ頭皮のべたつきを抑えることは可能なので、対策方法を知りたい方はこのまま読み進めてください。
産後のベタツキ対策について
女性ホルモンの乱れによって、「皮脂が過剰分泌される」か「乾燥する」かは人によって異なりますが、その対処法はどちらも同じです。
というのも、頭皮環境を整えることでどちらも改善されるからです。
髪の毛がべたつくレベルで皮脂の過剰分泌が起こっている人がよくやってしまうのが、髪の毛の洗いすぎです。
髪の毛がべたつくからと言って、洗いすぎると、逆に頭皮が乾燥してしまい、その乾燥を補うために再び皮脂を作り出します。
「皮脂の過剰分泌→洗いすぎによる頭皮の乾燥→皮脂の過剰分泌→洗いすぎによる頭皮の乾燥→…」
というような悪循環を作り出してしまうのです。
これではどれだけシャンプーをしても、改善することはありませんね。
頭皮のベタツキを改善するには、程よく頭皮を洗ってあげることが大事です。
頭皮を優しく洗うと、多少皮脂は残ります。
しかし、適度に皮脂が残ることがべたつきを防ぐポイントでもあるのです。
あえて適度に皮脂を残すことによって皮脂の分泌量を減らすということです。
それで頭皮環境を整えるには、シャンプー選びが大事です。
頭皮環境を整えるシャンプーの選び方
一般で売られているシャンプーは洗浄力が高すぎるので皮脂を根こそぎ奪ってしまいます。
産後でなければ、それほど問題は起こらないかもしれませんが、産後のデリケートな頭皮には刺激が強すぎますね。
そこでおすすめなのが「リマーユ」というシャンプーです。
リマーユは馬油配合のアミノ酸系シャンプーです。
「馬油」と「アミノ酸系シャンプー」が非常に頭皮に優しくて頭皮環境を整えてくれるのです。
美容に詳しい人なら知っていますが、馬油というのは皮脂に似た性質を持っており、肌になじみやすい油です。
馬油が配合されているおかげで、シャンプーで洗っても頭皮をきれいにしても、適度に保湿されるのです。
また、アミノ酸系シャンプーは程よい洗浄力で頭皮を優しく洗い上げることができます。
リマーユでシャンプーするだけで、頭皮環境を整えることができます。
産後は何かと忙しいので、簡単に手入れができるというのはすごくうれしいポイントですよね。
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