便秘にオリゴ糖は効果なし?正しい食べ方(摂取量・時間など)

『目次』
- オリゴ糖をとっても健全なうんちにならない?
- オリゴ糖に副作用はある?赤ちゃん(幼児)や妊婦、授乳中は危険?
- オリゴ糖の正しい取り方について
・オリゴ糖の1日の摂取量はどのくらい?
・オリゴ糖を食べるタイミングはいつ頃がいいの?
・オリゴ糖と一緒に食べたい!相性のいい食べ物とは?
1.オリゴ糖をとっても健全なうんちにならない?
オリゴ糖は、世間でも「便秘にいい」と知られています。
そのため便秘で悩んでいる人で試したことがある人は多いと思います。
しかし
オリゴ糖を摂取しているのにもかかわらず、便秘が改善しないという人もいます。
「それじゃあ、オリゴ糖をとっても意味がないんじゃないの?」
と思うかもしれませんが、そう思うのはちょっと早いです。
というのも、オリゴ糖を摂取していると思っても大して摂取していないことも多いからです。
実は市販されているオリゴ糖という名のつく商品には、あまりオリゴ糖が入っていないのです。
入っているものでも約30%ぐらいですね。
普通の砂糖って固体なのに、どういうわけかオリゴ糖は液体のものが多いんですよね。
液体になっているということは、その分余計なものが入っているということです。
もしも手元に液体のオリゴ糖があれば、成分表示を見てもらえれば、オリゴ糖以外のものが入っていることが分かると思います。
食品などからオリゴ糖を摂取するよりか簡単に摂取できますが、余計なものが入っている分、オリゴ糖の摂取できる量は限られてしまいます。
そのため腸内の善玉菌も増えないんですよね。
かといって、たくさん取ればいいかというと、砂糖や水飴などが使われているので、糖分の取り過ぎになってしまいます。
純粋にオリゴ糖を摂取したいのであれば、粉末のオリゴ糖を使うのがいいでしょう。
ちなみに普通のスーパーでは、粉末のオリゴ糖は売っていないので、ネット通販で買う必要があります。
2.オリゴ糖に副作用はある?赤ちゃん(幼児)や妊婦、授乳中は危険?
便秘がひどくなりやすい時期として、妊娠中や産後があります。
産後の便秘ではひどい人は2~3週間近く出ないという人もいるそうですね。
産後の便秘で辛いのは、授乳によって赤ちゃんに影響が出るのが怖くて、便秘薬などが使えないということです。
市販されている薬で、赤ちゃんに全く影響が出ないと保証されている薬はありませんしね。
そこでなるべく自然なもので便秘を改善しようとして、「オリゴ糖」を使う人が増えています。
オリゴ糖は自然な成分なので、新生児にその成分が渡っても問題ないですし、赤ちゃんが便秘の時にも使えます。
離乳食を始めたら、赤ちゃんが便秘になったというのはよくある話ですからね。
赤ちゃんはまだ腸の機能が十分に発達していないので、便秘になりやすいのです。
オリゴ糖には副作用もないので、安心して使うことができます。
3.オリゴ糖の正しい取り方について
- オリゴ糖の1日の摂取量はどのくらい?
- オリゴ糖を食べるタイミングはいつ頃がいいの?
- オリゴ糖と一緒に食べたい!相性のいい食べ物とは?
・オリゴ糖の1日の摂取量はどのくらい?
オリゴ糖の1日の摂取量の目安は、5~8gです。
大体スプーン一杯分くらいですね。
ただ人によって、適量は異なるので、体調やお腹の調子などの様子を見つつ、増やしたり減らしたりしましょう。
便秘で困っているからと言って、いきなり30gとか取るのはやめましょう。
オリゴ糖は取り過ぎてしまうと、お腹がゆるくなることもあるので、注意が必要です。
一度にたくさん取るよりも、継続的にオリゴ糖を摂取することが大事なので、毎日コツコツと摂取するようにしましょう。
ちなみに、子供や赤ちゃんにあげる場合は、大体半分以下で試してみるといいですよ。
半分くらいなので3~4g、スプーンで少なめ1杯くらいから試しましょう。
・オリゴ糖を食べるタイミングはいつ頃がいいの?
オリゴ糖は薬ではないので、摂取するタイミングはいつでも大丈夫です。
朝のコーヒーに入れてもよし
おやつのヨーグルトに入れてもよし
食後の紅茶に入れてもよし
どのタイミングでもいいので、毎日オリゴ糖を摂取するようにしましょう。
あえておすすめをするのであれば、一日に何回かに分けて摂取するようにした方がいいです。
オリゴ糖は善玉菌であるビフィズス菌の食糧となるわけですが、一度に大量のオリゴ糖が来るよりも何回かに分けてきた方がビフィズス菌もオリゴ糖の栄養を摂取しやすいです。
また、どのタイミングで摂取するのが、排便が自分の生活リズムに合うのかを考えて摂取するのもいいでしょう。
腸内環境がよくなりすぎて、仕事中におならがいっぱい出るなんてことになるのも恥ずかしいですからね。
そういった場合には、夜摂取するようにするようにするといいでしょう。
※どれくらいで便が出るようになるかは個人差があるので、自分で試してください。
・オリゴ糖と一緒に食べたい!相性のいい食べ物とは?
オリゴ糖はどうやって摂取してもいいのですが、できれば相性のいい食べ物と一緒に摂取したいという人も多いと思います。
そこで、オリゴ糖と相性のいい食べ物を紹介していきます。
・ビフィズス菌が生きたまま腸まで届くヨーグルト
ヨーグルトにはビフィズス菌が含まれています。
ただ普通にヨーグルトを食べても、胃で消化されてしまうという欠点があります。
そこで、ビフィズス菌が生きたまま腸まで届くヨーグルトを食べるといいでしょう。
腸内環境を良くするには善玉菌であるビフィズス菌を増やすのがいいですからね。
オリゴ糖と一緒に摂取することで、腸内のビフィズス菌がより活性化します。
・ホットココアにオリーブオイルとオリゴ糖
「ココアにオリゴ糖は分かるけど、オリーブオイル?」
と思うかもしれませんが、オリーブオイルを入れることで、膜ができてココアの温度が下がりにくくなります。
また、オリーブオイルには腸内の滑りを良くするので、うんちが出やすくもなります。
ちなみに、純粋なオリゴ糖だけだと、あまり甘くならないので、牛乳でココアを作ることをお勧めします。
まとめ
オリゴ糖は自然のものなので、細かいことは気にせずに、毎日摂取するようにしましょう。
ただし、1日の摂取量が多くなるとお腹がゆるくなることもあるので、様子を見つつ量を増やしてください。
また、市販されているオリゴ糖には余計なものが入っていることが多いので、純粋なオリゴ糖を使うようにしましょう。
今なら全額返金保証制度もあるので、試しに使ってみるといいですよ。
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