産後で母乳の授乳中だと便秘になりやすい?子供の影響は?

産後になると便秘になる方は非常に多いですよね。
便秘になると、結構しんどいですし、必要以上にうんちが溜まると、吐き気や頭痛などの体調不良を引き起こす可能性もあります。
元々便秘気味の人にはつらいですよね。
それで便秘にはいろいろな原因が考えられるのですが、その中の原因の一つに母乳による授乳があります。
母乳を作るとなると、今まで以上に水分や栄養が必要になります。
そのため自然と水分不足になりやすく、便が固くなります。
便が固くなると排出するのが大変になるので、便秘になりやすいです。
母乳を赤ちゃんにあげているときは、なるべく水分を多めにとるように心がけた方がいいです。
一つの目安としては、1日に2Lの飲み物(水がベスト)を飲むようにしましょう。
コーヒーや緑茶などは、利尿作用があって余計に水分不足になるので、少し控えた方がいいですね。
また、一度に大量の水分をとっても体は吸収することはできないので、のどが渇く前にこまめに水分補給をしましょう。
赤ちゃんに便秘が移るという影響はあるのか?
産後のお母さんは便秘になりやすいのですが、お母さんと一緒に赤ちゃんまで便秘になるということがあります。
これは珍しい話ではありませんが、お母さんの便秘が子供に移ったわけではありません。
そもそも便秘は病原菌みたいなものがあるわけではないので、移るものではありません。
それではなぜ赤ちゃんが便秘になるのかというと、主に離乳食が原因だと言われています。
おそらく離乳食を始めたころから、子供が便秘になりませんでしたか?
離乳食になると、母乳やミルクと比べて、消化するのが大変になります。
赤ちゃんの頃だと、まだ消化機能が弱いので便秘になりやすいのです。
また、母乳やミルクが減ったことにより、水分が不足するために便が固くなるとも言われています。
このように離乳食が主な原因なので、お母さん自身の便秘とは無関係なので、安心してください。
赤ちゃんと一緒に便秘を解消する方法は?
便秘の解消方法は様々ありますが、母子ともに便秘に効果的なのが「オリゴ糖」です。
オリゴ糖は腸内の善玉菌であるビフィズス菌のエサとなります。
そのためオリゴ糖を摂取することで、ビフィズス菌の量が増え腸内環境がよくなり便通がよくなるのです。
また、オリゴ糖は母乳に含まれている成分なので、安心して赤ちゃんに食べさせてあげることができます。
ヨーグルトの中にオリゴ糖を入れてあげれば、離乳食を食べるような時期の赤ちゃんでもおいしく食べることができますよ。
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